プレゼンが上手い人の話し方
今回はプレゼンが上手い人が実践している話し方について紹介していこうと思います。
大学生や社会人になるとプレゼンテーションをする機会が急に増え、成績や評価に大きく影響するようになります。
一方で高校まではプレゼンテーションをする機会なんてほとんどないし、正しいプレゼンテーションのやり方について教わることもほとんどないのが現状です。
そのため日本人はプレゼンテーションに対して苦手意識を持っている人が多いです。
そこで、プレゼンの文章構成や説得力を持たせる話し方について解説していきます。
クオリティの高いプレゼンをして教授や上司からの評価を上げたい人は必見です。
相手に分かりやすくプレゼンするコツ
プレゼンテーションで特に大切なことは相手に分かりやすく伝える技術です。聴衆はあなたのプレゼンの内容を知らないし興味もないことが多いです。このような状況でわかりづらいプレゼンをしてしまうと、評価されるどころか聞いてすらもらえない可能性も出てきます。
そこでまずは相手に自分の主張をわかりやすく伝えるコツについて解説していきます。
冒頭で要約や概要を伝える
プレゼンテーションで一番印象に残りやすい場面は冒頭です。ここでいかに聴衆の興味を惹きつけるかが重要となっていきます。
冒頭ではまず自分がこれからどのようなプレゼンテーションをしていくのかについて、大まかな要約や概要を伝えましょう。
また、プレゼンを理解してもらう上で最低限必要な知識もここに組み込めるといいです。
専門用語は避ける
相手に分かりやすく伝えるためにはできるだけ専門用語の使用を控えるようにしましょう。難しい用語は簡単な言葉や誰でも知ってる言葉に置き換え、どうしても専門用語を使わなければいけない場面では、必ずその用語の説明を加えるようにしましょう。
よく難しい言葉を使っている人は頭が良い印象を与えると信じている人がいますが、それは間違いです。難しい言葉を使うよりも、相手に分かりやすい説明ができる人の方が知的な印象を与えます。
スライドを用いる
分かりやすいプレゼンテーションにはスライドの存在が不可欠です。
冒頭でのプレゼンの概要説明では、言葉で説明するだけでなく図も交えることでより聞き手のスムーズな理解を助けます。
また、専門用語の使用が避けられない場合に、その用語の説明をスライドに表示しておくだけで分かりやすくなり親切な印象も与えます。
またデータを提示する場合は、言葉で説明するよりも図やグラフを用いた方が圧倒的に分かりやすいのでスライドを用いましょう。
プレゼンが上手い人の話し方
次にプレゼンが上手い人の話し方について解説していきます。話し方が上手いとたとえ内容がそんなによくなくても、聞き手の印象に残り高い評価を貰えます。
逆に話し方が下手な人はせっかく内容自体が良くても、評価されなくなってしまうこともあります。
それではさっそく話し方のコツについて見ていきましょう。
大きな声で早口になりすぎないように
プレゼンテーションとは相手に話して伝えるものなので、声が小さすぎたり、早口になりすぎて相手に伝わらなければ意味がありません。
大きな声ではきはきと話し、早口になりすぎない程度のスピードで進行しましょう。
特に結論や意見といった重要な場面は少し間を置いたり、声を大きくすることで聴衆の注目を集めるようにすると良いです。
つなぎ言葉は使わない
『えーっと』や『あのー』といったつなぎ言葉はできるだけ使わないようにしましょう。つなぎ言葉が多いと相手に自信のない印象を与えてしまいます。
つなぎ言葉を使うくらいなら沈黙した方が聴衆の注目も引けるので良いです。
胸を張って話す
プレゼンでは話すときの姿勢も大切です。人は思っているよりも表面的な部分で物事を判断する生き物なので、猫背など姿勢が悪いだけで説得力が減ってしまいます。
プレゼンをするときはしっかりと胸を張って堂々とした姿勢で話すようにしましょう。