ディックチェイニーの現在は?妻はどんな人?
いよいよ明日から日本でも映画「バイス」が劇場公開されます。
バイスは2019年アカデミー賞作品賞を受賞していて、日本ではまだそこまで知られていませんが、海外ではとても評価が高い作品です。
日本での知名度が低いのは、この映画の主人公であるディック・チェイニーが日本でそこまで有名じゃないというのも原因の1つだと思います。
そこで今回はこのディック・チェイニーという人物について紹介していこうと思います!
ディックチェイニーは誰?
ディックチェイニーは1941年生まれ現在78歳の元アメリカ合衆国副大統領。
生きてる間に主役で映画化されちゃうってよっぽど凄い人なんですね!
チェイニーはワイオミング大学で政治学修士号を取りウィスコンシン大学に移ったあと、政治の世界に足を踏み入れていきます。
その高い能力を買われどんどん出世していき、34歳の時には何と史上最年少で「アメリカ合衆国大統領首席補佐官」に任命されます。
この首席補佐官というのは必要なら好きな時に大統領とも会えてしまうという、ホワイトハウス行政府を事実上取り仕切る立場で、ホワイトハウスの影のナンバー2と言われています。
当時の大統領ジェラルドフォードによっぽど気に入られていたのが分かります。
それにしても34歳であのホワイトハウスのナンバー2ですよ?どれだけ優秀な人なんでしょうか笑
その後48歳の若さで国防長官に就任し、60歳の時にはついにジョージウォーカーブッシュ大統領から副大統領に任命されます。
この時のチェイニーはアメリカ史上最も権力を持った副大統領と言われ、アメリカがイラク戦争に介入したのも、チェイニーの発言が大きく影響したと言われています。
ディックチェイニーの家族は?
妻 リンチェイニー
ディックチェイニーの妻。
コロラドカレッジで文学学士号、コロラド大学で文学修士号、更にウィスコンシン大学でイギリス文学を学び文学博士号を取得しています。
とても真面目で優秀だった事が伺えます。
ディックチェイニーとは高校時代からの恋人ということで、ディックの一途な一面が見えますね。
娘 エリザベスチェイニー
ディックには二人娘が居ますがこちらは長女の方。
職業は弁護士ですが、政治の世界にも関心を示しており、過去には国務省で働いていました。
娘 メアリーチェイニー
こちらは二人娘のうち次女の方。
同性愛を公表しており、今は同姓のパートナーとともに子供を育てています。
母親のリンと姉のエリザベスは同性婚に反対しており、あまり仲が良くないという噂もあります…。
ディックチェイニーはどんな人?意外な面も⁉︎
チェイニーは映画になるだけあって様々なエピソードを残しています。
逮捕歴がある
実は昔飲酒運転で逮捕されています。若気の至りというやつでしょうか。前科があっても己の力量次第で国のNo.2にまで登りつめてしまうところがアメリカっぽいですよね。
更に面白い事にチェイニーが副大統領を務めていた時の大統領ジョージ・W・ブッシュ大統領も若い頃に飲酒運転の逮捕歴があります。
国のNo.1とNo.2がどっちも飲酒運転の逮捕歴があるって面白いですね。
日本じゃ考えられないです笑
若い頃から持病を抱えている
チェイニーは37歳の時から心臓病の持病を抱えており、何度か入院しています。
それでもすぐに復活して公務に戻る事から「史上最強の副大統領」なんても呼ばれているらしいです。
このような身体的脆弱さと精神的強さのギャップもドラマを生む要因となるんでしょうね。
妻には逆らえない
チェイニーは若い頃は酒に溺れ、退廃した日々を送っていました。
そこから救ったのが当時恋人でのちに妻となるリン・チェイニーです。
リンは先ほど述べたようにとても優秀で真面目な方ですから、才能があるのに努力をしないディックチェイニーを見てられなかったのかもしれません。
彼の行動原理は全て妻リンの期待に応える事だとまで言われていて、これだけでもリンへの愛の深さがわかりますね。
若い頃の二人のやり取りのシーンは注目です。
気性が荒い?
感情的な性格で口論になるとすぐに激昂して暴言を吐いてしまうとか。
口癖はなんとF◯◯K。
議会での他の議員との討論シーンも楽しみですね笑
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